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「新選組!」DVD特典映像 三谷幸喜×服部隆之 対談

2005.07.10 Sunday 02:07 by abetomo新選組!|-|-

DVD特典映像の感想その2。「三谷幸喜 服部隆之 新選組!の音楽を語る」について。



  • 服部さんの仕事は、撮影が終わったあとも続いていた

    大河ドラマは、民放ドラマと違って毎回毎回音楽を付けているそうで、1話のためだけに数秒から十数秒の曲を作ることもあるし、既存の曲のバリエーションを作ることもあるとか。そういう細かい曲も合わせると、全部で200曲(!)も作ったそうだ。
    ふわー、そんなに違う音楽が使われているとは思わなかった。民放は最初に曲をいくつか作ってしまうそうだけど、大河ドラマはその都度細かい編曲をしたり新しく作るということをしてるんですね〜。


  • ヌッツォが歌うメインテーマを紅白で見たときは感動した
    歌番組で作曲者として自分の名前が出るのを見たのは初めて。「作曲家みたい」と思ってしまった服部さん。ミタニンは作詞者に自分の名前が出て恥ずかしかったらしい。


  • メインテーマに歌詞を付けたことについて
    ミタニンも最初は歌詞を付けることに抵抗があったらしい。が、やっぱり付けて良かったと言う服部さん。最初はあそこに歌詞がある必要はないと言う人もいたが、後半からは誰も言わなくなったとか。長期間ドラマが続いていくうちに、あそこで最後の思いの丈を思わず歌ってしまう、という風に聞こえるんだそうだ。
    そういえば、後半からは歌詞に字幕が出るようになったなあ。


  • 母音のほうが盛り上がる
    服部さんいわく、曲が盛り上がってきて最後に声を張り上げるとき、「あー」というほうが通りが良いとか。その点で、「新選組!」の歌詞はよくハマッているらしい。なるほど言われてみれば確かにそうだ。


  • ピアノの音が丸出しになる使い方を避けた
    ピアノを使わないことに(ピアノと分からないように)していたそうだ。ピアノのソロだと何でもアリになってしまうから、それは絶対やりたくなかった、と服部さん。だからピアノ線をバチ(マレット)でこすったりとか、ひと工夫していたのだとか。


  • また、トライアングルをたたく金属棒でピアノ線を1本1本たたくと、チェンバロみたいな音になるそうだ。例えば多摩の曲。ああー、ホントだ、言われてみればピアノとはちょっと違う鍵盤系の音だー。その多摩の曲にはブズーキというギリシャの楽器も使われているとか。

  • 尺八も使っている
    ミタニンが「陰気な曲」と評する音(SE)は、尺八で少しずつ吹いて、息を抜いていって、指を穴からずらしていって、救急車の音みたいにしたそうだ。なるほどねー。


  • 池田屋(28話)のときの半鐘の音
    祇園祭の頃なので、半鐘の音を意識して作ったそうだ。あれは放送当時けっこう評判になっていた記憶がある。印象的な音だったな。今でも池田屋事件といったらあの音をすぐ思い出すし。

    ちなみに池田屋の回はミタニンも服部さんも好きなのに、前編(27話)は最低視聴率だったとか。そういえば、ミタニンは実際の祇園祭の時期に放送されるよう狙って脚本を書いたらしいけど、池田屋の回は確か3連休の谷間で、しかも裏番組でスポーツ中継か何かあって、結局それが仇になったような感じだったんだよね。


  • ミタニンとしては三国史のイメージで書いていた
    なので、服部さんの作った曲は三国史にも使えるんじゃないか?とミタニン。使えないと言う服部さん。いやいや「義経」にも使えるんじゃないの?とさらに言うミタニン。笑った。


  • 多摩編の音楽は「新選組!」の真骨頂だった
    鴨が死んだ後半は仕事しやすかったと言う服部さん。人が死んだり歴史が動いたり、というのは曲を付けやすい。が、多摩編はそういう「動き」がないからとても難しいのだそうだ。しかし多摩編の明るさや現実味のない部分があったから、かえって後半がいきてきた。だから、苦労したけどいい仕事ができた、と服部さん。


  • 48話「流山」のラストシーンは力が入っていた
    あの「お久しぶりです、加納君」のシーンですね。
    演出の吉川邦夫Dが音楽に凝る人だから服部さんも気合が入って、あのシーンのためだけに曲を書いたとか。勇が、死ぬということを覚悟して肩の荷が下りた安堵感を、天から見ている雰囲気にしたいとの注文だったので、女性の低い声のコーラスを使って天使っぽい感じにしたんだそうだ。
    あの回だけホワイトアウトでかっこいいと言うミタニン(いや、確か「ある隊士の切腹」もホワイトアウトなんだけど)。そういう演出にすることを吉川Dと打ち合わせしていたので、知っていて曲を作ったからああいう風になったと服部さん。

    なんか、このエピソードだけであのシーンがどれだけ重要だったかが伺える。
    もう自分の正体を隠すことはできないと悟った近藤さんが、フッと笑って「お久しぶりです、加納君」と自ら認める場面。放送当時、あの笑顔に近藤の心情が全て表れていて凄く良い、という感想が多かったけど、音楽がよく合っていて効果的だったからこそ、そういう風に盛り上がったんだろうなあ。


  • 1年かけて音楽を作っていくというのは達成感があった
    最初に作った曲にもどんどんバリエーションをつけていけたので「やり切った」と思えた、と服部さん。
    そうだよねー、1年も作り続けたら、バリエーションもこれ以上ないくらい出尽くすだろうし。毎日のようにやっていた作業がある日急になくなると喪失感がある、というのは三谷幸喜もエッセイとかで書いていたけど、服部さんもそういう状態になったというのは分かる気がする。



というわけで、「新選組!」の音楽はこうして作られた、という舞台裏的な話がメインで、それはもちろんおもしろいんだけど、ときどき脱線する「おじさん2人の世間話的な会話」もおもしろかった(ジェームス三木が服部さんの祖父の弟子だったこととか)。

なんていうか、互いをよく知っているからこそできた対談だったと思う。普段から一緒に仕事してないと、ああいう雰囲気は出ないだろうな。「台本が良かったから」「音楽が良かったから」と誉めあう2人がおかしくて。「誉め合ってもしょうがない」と言う服部さんがまたいい。

2人は1回だけ喧嘩したことがあるそうで、「あれは服部さんが悪い」「そうきますか」と言ってるのも笑ってしまった。

役者と三谷幸喜の対談は今までさんざん露出しているけど、服部さんとサシで話している姿なんて珍しいんじゃないか?そういう点で、かなり特典感のある対談だった。満足。




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